七重浜調査 4月17日  

第3回七重浜調査報告

今回の七重浜調査では、夕方から夜にかけての調査を行いました。
釣り調査を主体にしての調査を行いました。
昼の明るいときとは違い、生き物の種類が変わっているのが醍醐味だと思います。

天気:晴れ
潮汐:中潮・満潮→干潮



[魚類]
1.ドロメ
2.カジカsp
3.アナハゼsp
4.ギンポsp
[貝類]
1.イシダタミ
2.チヂミボラ
[甲殻類]
1.クリガニ
2.モクズガニ new
3.イソガニ
4.エビsp
[環形動物]
1.オヨギゴカイ new



今回の釣り採集の結果としてはゼロでした。
餌でもルアーでもだめだったので餌が悪いのか、腕が悪いのかは微妙なところです。
その代わりに、多くの夜行性の生き物を観察しました。


IMG_20140417_211137320.jpg
写真が上手く撮れませんでしたがクリガニです。十数匹採取できました。今が交尾の季節なのか交尾をしているカップルが二組確認できました。さらに、交尾後が残っているメスの個体も多く確認できました。交尾する際の大きさはあまり関係ないみたいです。


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モクズガニです(たぶん)。名前の通りに手に藻屑がついています。北海道では春から晩夏にかけては産卵するため海に降りてくるそうです。おいしいです。


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オヨギゴカイです。夜間にしか見られなさそうな代表格です。海の表面を蛇のように体をくねらせるようにしながら泳いでいました。大きいのだと20cm程度のが確認できました。釣りで使うイソメとはちがい体の両脇にびっしりと毛が生えており、泳ぎに適した形になっていました。さらに、あまりしっかりとした体ではないために釣りには適していないような気がします。




今回の実習では、同じ研究室の人に手伝ってもらいながらの採集になりました。
夜間の採集は単独では危険なためにもしやる人がいたら独りでは行わないようにしましょう。
しかし、夜間の生き物採集は危険ですが昼には見ることのできない生き物を見れるチャンスです。
もし北方生物研究会に入っていただける3年生の皆さんは機会があれば行きましょう。


モクズガニの情報について訂正しました。(2014.4.26)
かとうさん情報提供ありがとうございました。


B4 とさ

category: 自然情報(水棲生物)

コメント

モクズガニについて

初めましてB4まで北生研にいました(今もHPには載ってるけど)、M2の加藤です。
モクズガニは本州では秋〜冬にかけて産卵ですが、北海道では春〜晩夏です。
また、繁殖を河口、幼生が海、稚ガニから成体までを河川で過ごします。

北生研の活動では昆虫採集をメインに参加していたので、七重浜における面白い海浜性昆虫も調査されることを少し期待しております。

URL | かとう #-
2014/04/21 19:08 | edit

モクズガニについて

ブログのコメントありがとうございます。
北海道のモクズガニの生態の情報ありがとうございます。
本州のモクズガニとは生態が違うことを知りませんでした。
以降ブログを書くときには気をつけていきます。

七重浜の海浜性昆虫も調べて行きたいと思いますが昆虫についてはあまり知識が無いのでまた情報を書き込んでいただけるとありがたく思います。

URL | とさ #-
2014/04/23 20:57 | edit

モクズガニについて、しつこいようで申し訳ないですが、誤解されているようなので。
モクズガニは、幼生が海で2週間〜3ヶ月過ごしたあと、稚ガニになって川を遡上します。そして、成体になるまで2〜3年を川で過ごします。その後、産卵のために川を降り、河口域で産卵します。
基本的には川に住んでいると捉えた方が良いかと思います。

URL | かとう #-
2014/04/25 11:37 | edit

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