開花情報4月25日  

北斗市~福島町~松前町


今回は函館市の西側、松前半島方面を回ってきました。
すでに多くの花が咲き始めており、スミレもオオバキスミレ、アオイスミレ、スミレサイシン、タチツボスミレ、オオタチツボスミレ、ツボスミレ、ナガハシスミレの7種の開花を確認。
また松前町ではナガハシスミレ×オオタチツボスミレ(通称イワフネタチツボスミレ)、ナガハシスミレ×タチツボスミレ(通称なし)の2交雑種を観察できました。
両種とも大きな群落を作っており、見応えがありました。

同定の根拠は以下の通りです。

・イワフネタチツボスミレ
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・距は白く、長さはオオタチツボとナガハシの中間ほど
・花弁は大きくて円く(オオタチツボの特徴)、正面が平開する(ナガハシの特徴)
・葉はつやがあり(ナガハシの特徴)、質は柔らかく波打つ(オオタチツボの特徴)


・ナガハシスミレ×タチツボスミレ
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・花の印象はイワフネタチツボスミレに良く似るが、距は鮮やかな紫色
・葉は小さく、質は硬め
・花柄は有毛
周囲のナガハシスミレ、オオタチツボスミレおよび上記のイワフネタチツボスミレは花柄が無毛の個体群であり、タチツボスミレはすべて花柄有毛の個体群であったことから、雑種であると判断しました。


スミレの雑種は総合的な判断が必要になるので同定は慎重に。


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ナガハシスミレ×タチツボスミレの群落

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同上

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オオバキスミレ

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【ナガハシスミレ 福島町】

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アオイスミレ 濃紫色の個体


木村

category: 自然情報(花)

開花情報4月24日  

函館山

・ヒナスミレ
・ヒカゲスミレ
・アケボノスミレ
・エゾアオイスミレ
・タチツボスミレ
・オオタチツボスミレ
・スミレサイシン

戸梶君と函館山を歩いてきました。
すでにスミレ7種が咲き始めており、登山道脇はスミレに侵食されつつあります。
この他、コジマエンレイソウ、コキンバイなどの開花を確認。
今年の開花は例年通りか若干早いくらいのようです。

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ヒカゲスミレ

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ヒナスミレ

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アケボノスミレ

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エゾアオイスミレ


木村

category: 自然情報(花)

鳥情報4月23日  

・カワセミ 1羽

17時頃、学校のすぐ隣の川にいるのを見つけました。
あんな汚い川にもいるんですね。
何回か近づこうとしたんですが、警戒心が強いらしく、飛んで行ってしまいました。
はやく双眼鏡買いたいです。

平川

category: 自然情報(鳥)

大間航路4月19日  

天候:晴れ

場所:函館-大間(函館930-1110大間1420-1600)

参加者 M1年:倉沢、平田
      3年:戸梶

確認種:
 1.ウミネコ
 2.オオセグロカモメ
 3.カモメ
 4.ウミウ
 5.ヒメウ
 6.オオハムorシロエリオオハム
 7.ウミアイサ
 8.ウトウ
 9.ハシブトウミガラス
 10.ウミスズメ
 11.ハシボソミズナギドリ
 
 12.カマイルカ


毎年今の時期の航路はハシボソミズナギドリの大きな群れに遭遇するらしく、過去には往復4000羽という記録があります。しかし今回は往復で400羽程度と予想していたよりもあまり出現しませんでした。期待していただけにちょっと残念…

しかし往路ではかなり近い距離でハシブトウミガラス、カマイルカを、復路ではウトウの夏羽を確認することができ、僕にとっては収穫の多い航路でした。

写真は以下からどうぞ。
 
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category: 航路調査

鳥情報4月18日  

上磯ダム

・エゾサンショウウオ(生体、卵)
・エゾアカガエル(卵) 

・ミヤマカケス
・カワラヒワ
・ノスリ
・トビ
・クマタカ?
・ハクセキレイ
・ノビタキ
・キンクロハジロ
・赤茶の謎の鳥

・ザゼンソウ
・カタクリ
・フクジュソウ など

上磯ダムにサンショウウオの採集に行ってきました。参加者も多くちょっとしたサイクリング&ハイキングみたいな感じでした。上磯ダムについてサンショウウオのポイントを確認しつつ、歩きながら生き物を探しましたが、森の中ではあまり鳥には出会いませんでした。そのかわり、花は結構見ることができました。戸梶先生の元、みんなで花の名前を覚えました。植物はさっぱりの僕にとっては新鮮でしたが、もう2種類くらい名前を忘れてしまいました。年でしょうか・・・。

森では山菜採りのおばあちゃんに「あずきな」という小豆のにおいがする山菜を教えてもらいました。ほんとに小豆のにおいがしたかは怪しいですが(笑)また、そのおばあちゃんに上磯ダムにくるときは熊鈴を持ってこないとだめだと言われました。そのおばあちゃんも熊に遭遇したことがあるということです。みなさん、フィールドに出るときには十分気をつけましょう。

さて、肝心のサンショウウオはというと生体3匹、卵1房(30個くらい?)を採集しました。生体の1匹はお腹に卵を持っていそうな感じだったのでリリースし、僕と横山で1匹ずつ持って帰りました。卵の動向については今後も報告していきたいと思います。

阿部

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エゾサンショウウオの卵

category: 自然情報(鳥)

蝶情報4月19日  

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【石狩市 19.Ⅳ.2009】

いました!ヒメギフチョウ!

気温10℃、晴れ、寒くてフライング気味だと思ってたのですが、いました!

この後、この個体はなぜか僕の網の中に入って三角紙の中で気絶してしまいました・・・(笑)

これがヒメギフの食草、オクエゾサイシンです。
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【石狩市 19.Ⅳ.2009】

中央が花です。なんて地味な。

このほかに、エルタテハ、クジャクチョウ、シータテハを確認。

ヒメギフの大きな写真、その他越冬タテハの写真は以下からどうぞ。
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category: 自然情報(虫)

開花情報4月17日  

北斗市~七飯町~函館市

午前中は授業がなかったので北斗市~七飯町に、午後は実験が早く終わったので新中野ダム周辺に行ってきました。

北斗市ではアオイスミレとスミレサイシン、ザゼンソウを確認しました。
木村さんと速水は至近距離でシマエナガも確認したらしいですが、自分のところには来ませんでした…

七飯町ではカタクリの大群落が見ごろを迎えていました。その中に一株だけ白いカタクリのつぼみを発見!
きっとカタクリの白花だと思います。今度咲いている状態を確認しに行かなければ。

新中野ダム周辺ではノビタキ、コウライキジを確認しました。また、エゾサンショウウオが孵化し始めていました。北大裏で脱輪してもめげずに行ったかいがありましたね。

着々と生き物たちが増えてきていて、毎日新しい発見の連続です。


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【スミレサイシン】

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【ザゼンソウ】

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【カタクリ】

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【ノビタキ雄 夏羽】
微妙な写真ですみません…

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【コウライキジ雄】


戸梶

category: 自然情報(花)

鳥情報4月16日  

函館市内

・ノビタキ 2(初認)

アシ原の上で盛んにさえずりを繰り返していました。


木村

category: 自然情報(鳥)

虫情報4月13日  

この日は2限目がなかったので、北大から車で15分、新中野ダムに繰り出しました。

ねらいは、越冬明けのルリタテハ。と鳥。

新中野ダムは函館東部よりも2週間程度春が遅い様子でした。

青キクザキ、エゾエンゴサクは咲きはじめで、上の方は良い感じ(ほぼ出始め)のフクジュソウも見受けられました。

そして、期待通りのルリタテハ。
ルリタテハ[2
【新中野ダム 13.Ⅳ.2009】撮影:戸梶

越冬タテハにしては擦れがなく、良い個体でした。ふっふっふ、狙いどおり。

戸梶のテンションがいまいち上がらない中、現われたのが・・・・
ベニマシコ
【新中野ダム 13.Ⅳ.2009】

ベニマシコってかわいいんですね。

小一時間でこんなに楽しめる。函館ってすごいです!


速水

category: 自然情報(虫)

開花情報4月12日  

函館市~七飯町

春のぽかぽか陽気に誘われ僕らはまたいつもの場所へ向かいました。
こちらはやはり春が早いようで、ヒナスミレの開花が確認できました。
そのほかには、ほぼ満開のカタクリやエゾエンゴサク、ヒメイチゲが確認できました。

また、大沼周辺ではエゾアオイスミレの開花も確認。

そしてまた今回も見てしまいました。
…そうです。クマタカです。彼のクマタカ運は本物みたいですね。
彼のおかげでクマタカを見れて嬉しい限りです。

最近はずっと天気がよくてフィールド日和の毎日ですね。
うずうずして落着きがなくなる今日この頃です。


himeitige.jpg
【ヒメイチゲ】


ヒナスミレ
【ヒナスミレ】

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【エゾアオイスミレ】

クマ
【クマタカ成鳥】


戸梶

category: 自然情報(花)

海岸調査4月11日  

天候:晴れ

目的:北海道一斉海岸調査2009による海岸調査

調査場所 1:函館市大森海岸
       2:北斗市七重浜
       3:北斗市大野川河口周辺

参加者 4年:木村
     3年:戸梶、速水、横山

今回の海岸調査は地元である函館周辺の海岸で行いました。
確認したものはコウミスズメらしき死体のみでした。
今回の調査でも油汚染の確認はありませんでした。

調査終了後は松前町方面に行き、スギタニルリシジミとアオイスミレを確認しました。

コウミ
【コウミスズメらしき左翼、胸骨、右足 大野川河口周辺】


スギタニルリシジミ
【スギタニルリシジミ 福島町】

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【アオイスミレ 松前町】

いよいよ春本番って感じですね。これからどんどん忙しくなりそうです。


戸梶



category: 活動報告

開花情報4月8日  

函館市内


今日は平日ですが全休だったため、同じ学科の同輩と一緒にいつもの場所へ。

ここ最近気温が上昇傾向であったため、日が良く当たる斜面ではもうカタクリ・エゾエンゴサクが咲き始めていた。

キクザキ、アズマ、ヒメイチゲ・エンレイソウ・ネコノメソウ・ナニワズの開花も確認。

その中で、キクザキイチゲの青花を見つけた。

北海道ではほとんど白い花をつけるので、これは道南ならでは。

鳥の方は、再び(3度目)クマタカ出現!しかも二匹!

1~2年程度の幼鳥?とはいえ、やはり森の王者。品のある鷹紋が快晴の空を背にはっきりと写った。

木村先輩の言う 「クマタカ運」 ・・・持ってるかもしれない(笑)

鳥はその他にハクセキレイ・セグロセキレイ・キセキレイ・ミソサザイ・カワガラス・ベニマシコ・ヒガラ・ハシブトガラ・ゴジュウカラ・イカルチドリ・トビ・ヤマガラ・エナガ・ノスリ・アカゲラ・ホオジロを確認。

春の野山を十分すぎるほど満喫した一日でした。


くま[1]
【クマタカ】:戸梶撮影

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【エナガ】

エンレイソウ
【エンレイソウ】

カタクリ
【カタクリ】

キクザキイチゲ
【キクザキイチゲ】

エゾエンゴサク
【エゾエンゴサク】


速水

category: 自然情報(花)

海岸調査4月5日  

天候:晴れ時々曇り 所により雨

目的:北海道一斉海岸調査2009による海岸調査

調査場所 1:鹿部町折戸川河口
       2:森町砂崎岬周辺
       3:森町石倉漁港周辺

参加者 M1年:倉沢
       4年:木村
       3年:戸梶


海岸調査として、普段フィールドとしている海岸周辺を踏査しました。
鳥類の死体はウ類1個体、オオセグロカモメ2個体を確認しましたが、幸いなことに油汚染やオイルボールの確認は皆無でした。
また石倉漁港横の砂浜ではネズミイルカ科と思われる鯨類の頭骨が漂着しているのを観察しました。

調査終了後は森町の内陸部へ鳥を探しに行き、ヤマセミを観察することができました。

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【カモメ類の群れ 森町砂崎海岸】

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【ネズミイルカ科と思われる頭骨 森町石倉】

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【ヤマセミ雌成鳥 森町】


木村

category: 活動報告

開花情報4月3日  

北斗市

・フクジュソウ
・ナニワズ
・ツルネコノメソウ
・アズマイチゲ
・キクザキイチゲ

その他ザゼンソウ、エゾエンゴサク、カタクリ、ニリンソウ、エンレイソウなどの芽生えおよび蕾も見ることができました。

また鳥ではヤマゲラ二つがい、エゾライチョウ一つがいを確認。
虫はクジャクチョウ、シータテハなどの越冬タテハ、ツチハンミョウ類などが観察されました。


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ツルネコノメソウ

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エゾエンゴサク

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ヤマゲラ雄成鳥

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シータテハ


木村

category: 自然情報(花)

開花情報4月2日  

函館市内

・キクザキイチゲ
・ニリンソウ

数日間気温の高い日が続いたため、積雪の状態を確認する意味を含めて前回と同じ場所へ。
残念ながらクマタカは確認できませんでしたが、イカルチドリやウソを観察した他、ミソサザイのさえずりなども聞くことができました。

また花は新たにキクザキイチゲ数株、ニリンソウ一株の開花を確認。
季節は春に向かっています。

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イカルチドリ成鳥

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キクザキイチゲ

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ニリンソウ


木村

category: 自然情報(花)